営業職

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転職用語

企画営業の実態とは?

求人情報誌やインターネットの求人サイトを見ていると、「企画営業」という職種をよく見かけます。この「企画」という言葉は、何か特別な仕事のように感じさせ、心を惹きつけられます。もしかしたら、画期的な新商品を生み出す場面や、大きな事業を動かす姿を思い描いている方もいるかもしれません。しかし、多くの場合、「企画営業」の実態は、一般的な営業の仕事とそれほど変わりません。求人票に書かれた「企画営業」の仕事内容は、既存の商品やサービスを顧客に提案し、販売契約を結ぶという、通常の営業活動とほぼ同じです。顧客のニーズを把握し、最適な商品を選び、価格交渉を行い、契約締結まで導くという流れは、他の営業職と変わりません。では、なぜ「企画」という言葉が使われているのでしょうか。一つは、営業活動の中で、顧客のニーズに合わせて商品の組み合わせや販売方法などを工夫するという意味合いが含まれているからです。例えば、顧客の予算や希望に合わせて、複数の商品を組み合わせて提案したり、特別な販売促進策を考えたりすることがあります。しかし、これは多くの営業職に共通する業務であり、「企画営業」だけが特別に行っているわけではありません。もう一つは、「企画」という言葉を使うことで、仕事の魅力を高め、応募者を増やそうとする狙いがあります。「企画」という言葉には、創造性や自主性といったイメージがあり、求職者にとって魅力的に映ります。そのため、実際には一般的な営業活動であっても、「企画営業」という肩書きを使うことで、より多くの応募者を集めようとしているのです。求人票を見る際には、「企画営業」という肩書きだけで仕事内容を判断せず、具体的な業務内容をよく確認することが大切です。魅力的な言葉に惑わされず、自分の希望する仕事内容と合致しているかを見極めるようにしましょう。仕事内容の詳細を問い合わせたり、面接でしっかりと質問することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
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固定残業代の落とし穴:転職時の注意点

いわゆる「みなし残業」とも呼ばれる固定残業制は、あらかじめ決められた時間分の残業代を毎月の給料に組み込んで支払う制度です。例えば、月給30万円の中に、30時間分の残業代5万円が含まれているといった具合です。営業職のように、仕事の内容から残業時間が読みにくい職種でよく使われています。一見すると、毎月決まった額の収入が得られるため、安定しているように感じるかもしれません。しかし、仕事を変える際には注意深く検討する必要があります。固定残業代として支払われる金額に見合う残業時間を超えて働いても、それ以上の残業代が支払われない場合もあるからです。求人情報には、固定残業代に何時間分の残業代が含まれているか、そしてその時間を超えた場合に追加の残業代が支払われるかが記載されているはずです。しっかりと確認せずに転職してしまうと思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。例えば、固定残業時間を大幅に超えて働くことになっても、追加の残業代が支払われなければ、実際の時間給は想定よりも低いものになってしまいます。長時間労働で心身ともに疲弊してしまうかもしれません。転職活動においては、固定残業制を採用している企業の求人情報には、基本給と固定残業代の金額、そして固定残業時間数が明記されているかを確認しましょう。固定残業時間を超えた場合の残業代の支払いについても、必ず確認することが大切です。記載がない場合は、面接の際に質問するなどして、不明な点を解消しておくべきです。曖昧なままにしておくと、入社後に想定外の労働条件に直面し、後悔することになりかねません。しっかりと制度を理解し、納得した上で転職活動を進めることが大切です。